事態が決定的に暴かれたのは、2012年夏のことだった。『週刊文春』をはじめとする主要メディアが、相模湖付近でのデート現場や相合い傘で歩く姿を連続してスクープ。カメラが捉えた二人の表情には、隠しきれない親密さが漂っていた。当時、星田は吉本興業所属のブレイク芸人としてバラエティ番組に引っ張りだこであり、尾野は朝ドラヒロインとして国民的スターへ躍進したばかり。まさに日本中が注目するタイミングでの報道だった。
当時の芸能報道は熾烈を極めた。連日のようにワイドショーが二人を追い回し、過熱した取材合戦が繰り広げられた。メディアの苛烈な追求に対し、当事者だけでなく家族や所属事務所も対応に苦慮。特に吉本興業側とNHK側の対応の違いや、スポンサーへの配慮など、裏舞台では壮絶な交渉が行われていたとされる。スクープ記事の一報は、単なる芸能スキャンダルという領域を超えて、テレビ業界全体を揺るがす大騒動へと発展していった。