日々の生活で判断を誤らないためには、まず気象データが意味する数値を正しく把握しておく必要があります。降水量1ミリ 気象庁の定義を確認すると、「1時間の間に降った雨がどこにも流れ去らず、蒸発もせず、地面にそのまま溜まった場合の水の深さが1ミリメートル(1.0mm〜1.9mm)」であることを指します。
1平方メートルの広さに換算すると、1時間で約1リットルの水が降り注ぐ計算です。これを聞くと微量に思えますが、空から絶え間なく水滴が落ち続けている状態にほかなりません。
日常生活における降水量1mm 体感の目安としては、空一面に雲が広がり、路面にしっかりとした水たまりができ始める「本降りの手前」をイメージすると正確です。肌に触れる水滴はポツポツとした感覚を超え、サーッとしめやかに降り続く状態となります。
気になる「1ミリの雨 どれくらい濡れるのか」という疑問に対しては、歩行時間によって体感が激変します。
軒下を伝って1〜2分小走りで移動する程度であれば、上着を軽く払うだけで済みます。しかし、10分から15分以上傘を差さずに歩行した場合、コートやスーツの肩口、太ももの部分にしっとりと雨水が染み込み、衣服の色が変わるほど濡れてしまいます。そのため、通勤・通学など通常の徒歩移動において、1ミリの雨 傘の必要性は「間違いなく必要」というのが現実的な結論です。