キラークイーンのジョジョ立ち徹底解剖!不気味な美の元ネタと再現術

キラークイーンのジョジョ立ち徹底解剖!不気味な美の元ネタと再現術

キラークイーンのジョジョ立ち徹底解剖!不気味な美の元ネタと再現術の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

荒木飛呂彦氏が生み出す独特のポージング、通称「ジョジョ立ち」。その中でも第4部のキラークイーンが放つ存在感は異彩を放っています。ピンクがかった肉体美、猫を模した頭部、髑髏の装飾が施されたスタッズベルトというパンクな意匠を持ちながら、その立ち居振る舞いは極めて優雅です。

この「不気味な美しさ」の根源は、「徹底した脱力と爆発的な緊張感の同居」にあります。キラークイーンの基本立ちポーズを観察すると、一般的な格闘系スタンドのような前のめりのファイティングポーズは取っていません。背筋をわずかに反らせ、骨盤を前方に突き出しながら、首と手首をしなやかに曲げる独特のS字ラインを形成しています。

本体である吉良吉影の内面心理が、スタンドの骨格や重心移動にそのまま投影されています。「平穏な日常」を何よりも愛しながら、内奥には異常な殺人衝動を抱える吉良の二重性が、彫刻のような端正さと蛇のように冷たいプレッシャーのアンビバレンス(両価性)となって立ち姿に表出しているのです。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

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