今でこそ売れっ子として多忙な日々を送る彼だが、ここに至るまでの道のりは決して平坦ではなかった。所属事務所である浅井企画に入社し、若手時代は長い下積み生活を経験。同期や後輩が次々とスポットライトを浴びるなか、なかなか目が出ない焦りや葛藤を抱えていた時期も長い。
そんな泥臭い時代に生まれたのが、畳の上でごろりと転がりながら呟く「あ〜あ、幕末に生まれていれば…」といった一連の「ゴロゴロギャグ」だった。自身の日常やふとした空想をクスッと笑えるフレーズに昇華させる手腕は、長い不遇の時代に磨かれたものだ。飾らない等身大の姿で勝負し続けたことが、やがて大きな花を咲かせる原動力となった。