岸和田高校の教育を語る上で欠かせないのが、大阪府教育委員会が指定する「進学指導特色校(グローバルリーダーズハイスクール:GLHS)」10校(北野、大手前、天王寺、三国丘、茨木、高津、生野、四條畷、豊中、岸和田)の一角としてのステータスです。さらに、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)にも長年指定され、先進的な理数探究カリキュラムを展開しています。
明治30年(1897年)創立の「大阪府第六尋常中学校」を起源とする同校が掲げ続けるスローガンが、「爽やかで骨太」な人材の育成と「学びの時空間」の創出です。単なる詰め込み式の受験指導ではなく、大学や研究機関と連携した課題研究、国際交流、ゼミ形式の探究学習がカリキュラムに組み込まれています。近年では、難関大学進学に特化したハイレベルな指導体制である「スーパークラス(文系・理系)」を設置するなど、生徒個々の進路意欲を極限まで引き上げる仕掛けが整備されています。
また、文武両道を掲げる同校の部活動加入率は例年90%以上を維持しています。全国大会出場実績を持つ少林寺拳法部や山岳部をはじめ、吹奏楽部、ダンス部、硬式テニス部、陸上競技部など、多くの部が活発に活動しています。平日夕方のグラウンドや体育館は熱気に満ち溢れ、「勉強だけできても岸高生とは呼ばれない」という暗黙のプライドが受け継がれているのです。