そら豆は収穫後3日を過ぎると急激に糖分がデンプンに変化し、風味が損なわれる「足の早い」野菜です。茹でた後の冷蔵保存における日持ちは2〜3日程度が限界であり、翌日以降は独特の芳香が徐々に薄れていきます。まとめ買いした際や旬の味を長く保ちたい場合は、適切な冷凍保存が必須です。
冷凍する際の最大のポイントは、後から加熱調理することを考慮して「固ゆで(通常の半分の約1分茹で)」にして素早く冷却するブランチング処理を行うことです。完全に柔らかくなるまで茹でてから凍らせると、解凍時に細胞が破壊されて食感がボソボソになってしまいます。
急冷したそら豆の水気をキッチンペーパーで完全に拭き取り、金属トレイに並べて急速冷凍します。凍結後にジッパー付き密閉保存袋へ移して空気をしっかり抜けば、冷凍で約1ヶ月間は美味しさをキープ可能です。使用時は自然解凍でそのまま食べられるほか、凍った状態のまま炊き込みご飯やスープ、パスタの具材として投入すると、ホクホクとした風味がそのまま蘇ります。