事件が発生したのは2016年11月の深夜。東京都中野区の路上を歩いていた椿隆之は、通りかかったオートバイとの口論に巻き込まれる。その場は収まるかに見えたが、バイクの運転手が連絡した男(運転手の弟)が駆けつけ、現場は一変。男が振り下ろしたゴルフクラブは、容赦なく椿の顔面を捉えた。
無防備な顔面への痛打。激痛とともに意識を失った彼は、救急搬送された病院で凄惨な診断を下される。左頬骨折、上顎骨折、鼻骨骨折、さらには左眼窩底骨折――。顔面の骨が破砕されるほどの怪我であり、命に別条はなかったものの、俳優としての未来を一瞬で打ち砕く惨劇となった。