日本代表サッカーマークの真相|八咫烏の由来と新ユニフォーム解剖

日本代表サッカーマークの真相|八咫烏の由来と新ユニフォーム解剖

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時代の変化とともに、日本代表エンブレムもまたマイナーチェンジを繰り返してきた。かつてのデザインを記憶しているファンなら、黄色い背景に赤い縦縞、そして八咫烏が描かれた昭和から平成初期のクラシカルなマークを思い出すかもしれない。当時は国旗である日の丸の「赤と白」、そしてグラウンドの躍動感を表現した鮮やかな「黄」が配されていた。

大きな転換点となったのは2017年末だ。日本サッカー協会はブランドアイデンティティの統一を掲げ、日本代表エンブレムを極限までシンプルかつモダンな造形へと再定義した。背景の黄色を排し、日本の伝統色である「勝色(かついろ=濃い紺色)」や洗練された白、そして一直線に伸びる一本の赤ラインを採用。視認性を飛躍的に高めると同時に、デジタル時代のグローバルなアイコンとして進化を遂げた。一見すると近代的な抽象デザインに見えつつも、その中心には常に八咫烏が揺るぎない存在感で鎮座している。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。