『チャージマン研!』がネット上で「頭がおかしい」と形容される根源は、子ども向けヒーローアニメの常識を根底から覆す倫理観の希薄さと唐突すぎる脚本構成にあります。
地球侵略を企むジュラル星人と戦う主人公・泉研(小学4年生)は、一見すると正義の味方です。しかし、敵の潜伏を察知した際の判断基準は極めて冷酷。「ジュラル星人だな!」と見抜くや否や、対話の余地を一切残さずアルファ光線で即座に焼き尽くします。変装が解けていない無抵抗な一般市民風の姿であっても容赦はありません。
さらに、わずか数分の本編尺に事件の発生から解決までを詰め込むため、動機の説明や心情描写は大胆に削ぎ落とされています。視聴者が状況を理解する前に爆発と勝利で幕を閉じる圧倒的なスピード感が、見る者に「狂気」を強く印象付ける結果となりました。