Googleマップの口コミ評価は、2026年8月時点で星3.9(投稿数287件)。飲食店としては悪くない数字だが、突出して高いわけでもない。この“3.9”という数字には、明確な二極化が隠れている。高評価(星5)の口コミでは「スープの濃度が他店と別格」「麺の香りとコシが完璧」「通う価値がある」といった声が並ぶ。一方、低評価(星1〜2)の口コミは、そのほとんどが「店主の態度」に関するものだ。
具体的には「無言で指差し券売機」「食券を渡すときも目も合わさない」「常連と明らかに会話量が違う」といった内容が散見される。編集部が現地で観察した限り、これらの指摘はあながち的外れではない。店主は注文のやり取りこそ丁寧だが、それ以外の会話は極端に少ない。新規客に対しては緊張感すら漂う接客で、これが「威圧的」と受け取られるケースは十分に理解できる。逆に、常連に対しては「お待ちどうさま」の後に季節の話題を振る場面もあり、完全な“職人気質”の接客というより、相手との距離感をはっきり分けている印象だ。
ネット上の「麺やでこ ネットの反応」を見ると、Xでは「無愛想だけど許せる。あのつけ麺の前では接客は二の次」という投稿が多く、5chのラーメンスレでも同様の論調が支配的だった。つまり、ネット上では一定の諦観と共に“味が絶対的”という共通認識が成立している。これが長年、店が支持され続ける理由の一端でもある。