実業団選手から大学・高校の陸上競技部員、さらにはSNSやランナーコミュニティに寄せられた実走レビューを精査すると、いくつかの共通した評価が浮かび上がってきます。
多くのランナーが異口同音に口にするのが、「カーブでの圧倒的な走りやすさ」です。陸上トラックのレースにおいて、カーブでの遠心力に耐えながらペースを維持することはエネルギー消費に直結します。前作では外側に逃げがちだった接地圧が、プレート内側・外側の剛性バランスが見直されたことで、「外に流れず、自然に内側へ重心移動できる」という手応えを語る声が目立ちます。
一方で、反発の性格については賛否が分かれています。初代ドラゴンフライが持っていた「マシュマロのように沈み込んでからフワッと押し出される浮遊感」を愛していたランナーからは、「前作よりプレートの硬さをダイレクトに感じる」「接地感がソリッドになった」という指摘も散見されます。フカフカしたクッションを期待しすぎると、接地初期の硬さにわずかな戸惑いを覚える可能性があります。
ネット上の掲示板やSNSのコミュニティでも、「ラスト400mの切り替えでプレートがたわみすぎず、しっかり地面を蹴り出せる」「初代は5000mの後半でシューズの中で足が泳ぐ感覚があったが、2は最後までガチッと固定される」といった、ホールド感と剛性の進化を好意的に捉える投稿が多数を占めています。