日本国内のコリアンタウンの中心地である韓国料理の新大久保の人気店では、連日ケジャンを求めて行列ができています。現地取材で見えてきたのは、仕入れルートの高度化です。かつては冷凍輸入の解凍品が中心でしたが、現在は韓国・西海岸(延坪島など)で春と秋の旬に水揚げされ、船上急速冷凍された最高ランクのワタリガニを直送する店舗が支持を集めています。
一方、ソウルの新沙洞(シンサドン)カンジャンケジャン通りに代表される本場韓国の蟹料理の評判を現地で調査すると、名店ほど「タレの塩味を極力抑え、蟹本来の甘みと鮮度で勝負する」傾向が顕著です。日本の店舗でも、過度な塩辛さを排した減塩仕込みのタレが主流になりつつあります。
近年利用者が急増している韓国カニ料理のお取り寄せ通販を利用する際は、以下の3点を確認することが失敗を防ぐ防壁となります。
- 急速冷凍(ブライン凍結等)の明記: 緩慢冷凍されたものは解凍時にドリップとともに旨味が抜け、身がスカスカになります。
- 内子の有無(メス蟹の明記): オレンジ色の内子を味わいたい場合は、4月〜6月に獲れたメスを指定した商品を選ぶのが鉄則です。
- タレと蟹の個別包装: 漬けた状態で長期間冷凍されたものは味が濃くなりすぎるため、食べる直前に合わせるタイプが推奨されます。