上尾運動公園を語る上で欠かせないのが、道路を挟んで隣接する「さいたま水上公園」の存在です。昭和46年にオープンし、大型スライダーや波のプールで埼玉県民の夏の思い出を彩ってきた同施設ですが、施設の老朽化に伴い2026年春をもってプール営業を完全終了(廃止)しました。
では、上尾運動公園プールの現在と跡地再開発はどのような状況にあるのでしょうか。
埼玉県が策定した「さいたま水上公園再整備基本計画」に基づき、旧プールエリアの広大な敷地は、上尾運動公園と一体化した新たなスポーツ&ウェルネスパークとして再編が進められています。従来のプール施設は順次解体・造成が行われ、民間活力(PFI・Park-PFI事業など)を導入したカフェ・飲食施設、多目的芝生広場、インクルーシブ遊具ゾーン、健康増進アクティビティ拠点の整備が段階的に進行中です。
2026年現在、一部エリアでは先行して散策路や緑地空間が整備されており、かつての夏のプール一極集中型施設から、「1年を通じて誰もが憩える多機能型オープンスペース」へと着実に生まれ変わりつつあります。今後の全面リニューアル完了に向けて、県央エリアのランドマークとしての価値が再定義されています。