怪人物として語られがちな深見東州氏ですが、本名である半田晴久(はんだ はるひさ)としての経歴を辿ると、極めて優秀なビジネスマンであり、徹底した努力型の教養人である一面が浮かび上がります。
1951年に兵庫県西宮市で生まれた半田氏は、同志社大学経済学部を卒業後、武蔵野音楽大学特修科声楽専攻を卒業。さらに学術への探求を深め、西オーストラリア大学エディスコーワン大学大学院で芸術学修士、中国国立清華大学や浙江大学で文学・歴史学の博士号を取得するなど、驚くべき学歴の持ち主です。
実業家としての歩みは1970年代から始まります。大学受験予備校「みすず学苑」を運営する株式会社ミスズを立ち上げたのを皮切りに、出版事業の「たちばな出版」、高級時計輸入販売事業など、複数の事業会社を一代で築き上げました。ビジネスと学術、芸術を同時に追求する生き様こそが、彼の特異なパーソナリティを形成しています。