マジパンとはどんな菓子?まずい噂の真相と原材料・違いを徹底解剖

マジパンとはどんな菓子?まずい噂の真相と原材料・違いを徹底解剖

マジパンとはどんな菓子?まずい噂の真相と原材料・違いを徹底解剖についての真相をご紹介します。

ケーキのデコレーションや製菓現場では、マジパンのほかに「フォンダン」や「プラチョコ(プラスチックチョコレート)」といった素材が頻繁に使われます。見た目は酷似しているものの、その原材料や味、物性は完全に異なります。それぞれの違いを下表に整理しました。

名称主原材料・構成比食感・味わい主な用途・適性細工用マジパンアーモンド(30〜50%)+砂糖(50〜70%)+水飴ねっとり重く、強い甘味とナッツの香り人形・動物・立体造形、ケーキのオーナメントローマジパンアーモンド(65%以上)+砂糖(35%以下)しっとり濃厚、ナッツの強いコクと油分焼き菓子の生地練り込み、シュトーレンの芯フォンダン砂糖(90%以上)+水飴+水分+ゼラチン純粋な砂糖の甘さ、舌の上でシャリッと溶けるウエディングケーキの全面カバー、エクレアの糖衣プラチョコ(細工チョコ)チョコレート+水飴・コーンシロップ滑らかでしっかりとしたチョコ味、カカオのコク繊細な花びら(バラ)、リボン、細密な工芸菓子

マジパンとフォンダンの違い:ナッツか砂糖単体か

マジパンとフォンダンの違いは、アーモンドが含まれているかどうかにあります。フォンダンは砂糖を再結晶化させたペーストであり、ナッツ類を一切含みません。真っ白で滑らかな薄いシート状に伸ばすことができるため、海外の豪華なウエディングケーキを包み込む「シュガーペースト」として多用されます。味は純粋なシロップの甘さそのものです。

マジパンとプラチョコの違い:油脂の性質と細工のキレ

マジパンとプラチョコの違いは、ベースとなる素材がナッツかチョコレートかという点です。プラチョコはチョコレートに水飴を加えて油脂を結晶化させ、体温で柔らかくなり冷えると固まる性質を利用します。マジパンよりも薄く伸ばしても破れにくいため、本物の生花と見紛うようなバラの花びらやフリルを作成する際はプラチョコが圧倒的に優位です。味もホワイトチョコそのものであるため、日本人にとってはマジパン細工よりも美味しく食べられる傾向があります。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。