機械的な故障ではない「共振音」や「軽微なビビリ音」であれば、専門業者を呼ばなくても自宅にある工具や安価な市販品で劇的に改善できます。
1. 高性能な防振ゴムマットを足元に敷く
最も費用対効果が高い対策が、室外機のプラスチック製据付脚(プラロック)の下にエアコン専用の防振ゴムマットを設置する方法です。ホームセンターやネット通販で1,000円〜2,500円程度で購入できます。
設置時のポイントは、天然ゴム製よりも耐候性・耐久性に優れた「EPDM系合成ゴム」や、内部に空気層を持つ二層構造のハニカム防振パッドを選ぶことです。室外機を少しだけ持ち上げ、四隅の脚の下に差し込むだけで、床への振動伝達を大幅にカットできます。
2. 外装パネルのビスを増し締めする
長年の振動によって、室外機外装を留めているプラスチッククリップや金属ビスがわずかに緩み、金属板同士が接触して「カタカタ」とビビり音を立てているケースがあります。プラスドライバーを使い、天板や側面のネジを均等に締め直すだけで、気になる振動音がピタリと止まることが珍しくありません。
3. 室外機周辺のゴミ・落ち葉の清掃
室外機の背面や側面にあるアルミフィン(金属の薄いスリット部分)にホコリや落ち葉が詰まると、吸排気効率が低下してコンプレッサーに過大な負荷がかかり、運転音が異常に大きくなります。以下の手順で自力清掃を行いましょう。
- 吹き出し口・吸込口の確認:プロペラファンのガード付近に絡まったゴミやツタを取り除く。
- アルミフィンのホコリ除去:歯ブラシや掃除機のブラシノズルを使い、フィンを曲げないよう上から下へ優しくブラッシングする。
- ドレンホースの詰まり解消:排水ホースから水が正常に排出されているか確認する。