人混みで身動きが取れなくなる砂浜を避け、ゆったりと花火を鑑賞したい読者のために、現地取材で見出した逗子花火の穴場スポットを厳選して紹介します。
1. 披露山公園(ひろうやまこうえん)
高級住宅街の頂上に位置する披露山公園は花火の穴場として地元で長く愛されています。標高約90メートルの展望デッキからは逗子湾を一望でき、海上に咲く大輪の花火と逗子市街の夜景のコラボレーションが見事です。園内にはトイレやベンチも整備されていますが、当日は夕方前から場所取りが始まるため、16時頃までの到着をおすすめします。
2. 大崎公園(おおさきこうえん)
披露山公園のさらに奥、岬の突端に突き出た大崎公園からの逗子花火は、開放感抜群のパノラマビューを誇ります。逗子湾全体を真横から見下ろすアングルとなり、天気が良ければトワイライトタイムに富士山のシルエットが浮かび上がります。公園へ続く小道は街灯が極めて少ないため、スマートフォンのライトだけでなく小型の懐中電灯を持参するのが賢明です。
3. リビエラ逗子マリーナ沿岸エリア
ヤシの木が立ち並ぶ異国情緒あふれる空間で逗子マリーナの花火鑑賞を楽しむルートです。打ち上げ場所からは多少距離が離れるものの、低く広がる水中花火以外の高空打ち上げ花火は鮮明に視界に収まります。敷地内のレストラン(事前予約制特別ディナー等)を利用するか、防波堤沿いのパブリックスペースから鑑賞するスタイルが定着しています。
4. 森戸海岸(葉山町側)
逗子湾の南隣に位置する葉山町の森戸海岸からは、岬越しに花火の上部を鑑賞できます。迫力こそ逗子海岸に劣るものの、混雑度は砂浜本会場の半分以下。波音を聞きながら落ち着いた雰囲気で鑑賞したいファミリー層やカップルに適しています。
5. 逗子海岸東側・渚橋周辺の高台沿い
国道134号線の渚橋周辺から葉山方面へ向かう遊歩道沿いも、適度な距離から全景を見渡せる好ポジションです。鑑賞後、逗子駅ではなく京急線の逗子・葉山駅南口側へ直接抜けやすい立地のため、帰宅ラッシュ回避の観点からも実用的なポイントです。