ネットの動画やSNSには多種多様な開け方が溢れていますが、中には重大な破損事故や大怪我を招く危険な悪手が平然と紹介されている実態があります。これらは直ちにやめるべきです。
典型的な危険行為が、「ガスコンロの直火やライターで蓋を炙る」というものです。「熱膨張を早める」という理屈で紹介されることがありますが、金属蓋の内側にある塩ビパッキンが有毒ガスを伴って焦げ付くだけでなく、ガラス瓶との急激な温度差によってガラスが突然粉砕・破裂する危険があります。実際に消費者庁などの事故情報でも、熱衝撃によるガラス容器の破損や熱湯飛散事故が定期的に報告されています。
また、包丁や果物ナイフの切っ先を蓋の隙間に無理やりねじ込む行為も厳禁です。刃先が滑って指を深く切創する事故が多発しているほか、無理にテコをかけると刃こぼれを起こしたり、瓶の口元が欠けてガラスの微小片が食品内部に混入したりする重大インシデントに直結します。隙間を広げるなら、必ず先端が丸く頑丈なスプーンやバターナイフの背を使うのが鉄則です。