外部の人間が知らない「もうひとつのやばい理由」として、在学生や来訪者が一様に口を揃えるのが、キャンパスへの物理的なアクセス環境です。JR可部線の下祇園駅から大学までは徒歩約12分と案内されているものの、校舎は山肌の傾斜地に建設されており、キャンパス内に無数の石段と急な坂道が立ちはだかります。
かつて学生たちの間で「心臓破りの坂」と呼ばれたこの通学路は、現在でこそエスカレーターやスクールバスの運行によって一定の改善が図られたものの、毎日の登下校が基礎トレーニング並みの運動量を要することに変わりはありません。「学力よりも体力がやばい」という学生の自虐的な呟きがSNS上で拡散され、独り歩きした経緯も観察されます。
部活動の熱量も同大学を象徴する要素です。広島六大学野球連盟の強豪として君臨する硬式野球部は、全国大会出場の常連であり、過去にプロ野球(NPB)選手を複数輩出しています。学内には日本屈指のスポーツ施設が整っており、部活動に打ち込むアスリート学生のストイックな空気と、メディア実習でMacに向き合うクリエイター志向の学生が混在する、独特の活気が現場には息づいています。