実際に池袋キャンパスに通う学生たちや教職員の生の声を取材すると、カタログスペックだけでは分からない都市型キャンパスならではの実態が鮮明になってきます。現地を訪れてまず圧倒されるのは、「公用語が英語ではないかと錯覚するほどの多国籍感」です。エントランスからエレベーターホール、オープンスペースに至るまで、欧米、東南アジア、中東、アフリカなど世界中から集まった留学生たちが自然にディスカッションを交わしています。
学内の設備面で特に話題を集めているのが、開放的なカフェテリアと充実した学食です。池袋キャンパスのカフェテリアでは、日本の一般的な学食定番メニュー(カレー、定食、麺類)がワンコイン前後のリーズナブルな価格帯で提供されているだけでなく、ハラール対応メニューや本格的なヴィーガン対応、エスニック料理のフェアが日常的に展開されています。日本人学生にとっても「学食に行くだけで世界の食文化を体験できる」と評判は上々で、昼休みには留学生と日本人学生が同じテーブルを囲む光景が定着しています。
周辺のロケーションも、学生生活の満足度を強力に後押ししています。校舎を一歩出れば、緑あふれるイケ・サンパークの芝生が広がり、ランチをテイクアウトしてピクニック気分で過ごす学生が多数見受けられます。さらに、連絡通路や至近の歩道を通じてサンシャインシティへ直結しているため、放課後のショッピング、カフェでの自習、映画鑑賞、アルバイト探しに困ることは一切ありません。取材に応じた商学部3年の男子学生は次のように語ります。
「川越に通っていた先輩からは『大学の周りはのどかだけど遊ぶ場所が限られていた』と聞いていました。池袋キャンパスは東池袋駅から歩いてすぐですし、雨の日でもほぼ濡れずに移動できます。何より、学内を歩いているだけで毎日外国人とすれ違うので、留学しなくても日常的に生きた英語に触れられる刺激的な環境です」
一方で、都市型高層キャンパスならではの苦労も漏れ聞こえます。最大のネックとして多くの学生が挙げるのが「授業前後のエレベーター混雑」です。地上22階建てのタワー構造であるため、講義の入れ替え時間帯には低層用・高層用エレベーターに長蛇の列ができます。「エスカレーターの設置階が限られており、急いでいるときは階段を使うのがハード」「川越のようにサークルの部室棟が広くないため、学内でのたまり場が少ない」といったリアルな課題も現場の率直な実感として共有されています。