現在、彼は地元である栃木県で自身のジム「TEAM YOSHINAGA」を運営し、後進の指導に力を注いでいる。東京の華やかな格闘技シーンとは異なり、地方にはまだまだチャンスに恵まれない若者が多い。彼はそうした原石たちに、格闘技を通じて生きる術を教えている。
「格闘技で飯を食うのは甘くない」。彼は現実を突きつける。しかし同時に、本気で人生を変えたいと願う者には、とことん付き合う。彼自身がかつて、格闘技によって救われ、人生を切り拓いてきたからこそ、その言葉には重みがある。ジムのマットの上で流される汗だけが、嘘をつかない真実なのだ。