特急しなのはなぜ酔う?激しい揺れの真相と新型385系で失敗しない座席選び

特急しなのはなぜ酔う?激しい揺れの真相と新型385系で失敗しない座席選び

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乗車にあたって最も警戒すべき実務上の落とし穴が、「車内販売の完全廃止」です。かつて車内を巡回していたワゴンサービスはすでに終了しており、飲料の自動販売機も基本的には設置されていません。名古屋から長野までの約3時間、乗客は水分や食料を車内で調達する手段を完全に断たれることになります。

現場取材でも、「喉が渇いたが途中の停車時間が1分前後しかなく、ホームの自販機にも走れなかった」と後悔する利用者が頻出しています。乗車前には必ず、名古屋駅のコンコースや松本駅、長野駅の売店で十分な飲み物と軽食を購入しておくことが鉄則です。特に前述の通り車酔いしやすい体質の場合、空腹や脱水は症状を悪化させる引き金となるため、柑橘類を避けた常温の水やお茶、ミント系のタブレットを事前に手元に揃えておく必要があります。

一方、車両編成において注目されるのが自由席の混雑と評判です。近年、JR東日本の中央線特急「あずさ」「かいじ」をはじめとする都市間特急では「全車指定席化」が急速に進みましたが、特急しなのは2026年現在も自由席(通常6両編成中、5号車と6号車など)を連結して運行されています。

この自由席の存在は、急な予定変更が多い出張族には重宝されている反面、週末や行楽シーズンには深刻な着席難民を生み出しています。特に長野行きの列車では、名古屋駅の乗車口で発車20分以上前から長い列ができ、途中駅である千種や多治見から乗車した場合には「通路まで満席で塩尻や松本まで2時間近く立ち乗りを強いられた」というケースも珍しくありません。確実に着席し、揺れに備えるためにも、事前の指定席確保が事実上の必須条件といえます。

吉田 誠
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吉田 誠

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