身長疑惑とセットで囁かれがちなのが「シークレットブーツ説」です。華やかな映画祭のレッドカーペットや完成披露試写会の場において、「横浜流星の足元がやけに厚底に見える」という指摘がSNS上で拡散された時期がありました。
この点について、現場を支えるスタイリストやファッション業界の通例を精査すると、シークレットブーツというよりは「現代メンズハイブランドのトレンド」が直撃していることが分かります。近年、メゾンマルジェラ、プラダ、ボッテガ・ヴェネタなどのトップメゾンが打ち出すメンズシューズは、ボリュームソールやヒール高が4〜6cmあるチャンキーなデザインが主流です。スタイルを良く見せるための古典的なインヒール靴ではなく、モード系ハイファッションの装飾美として堂々と厚底のシューズが選ばれているに過ぎません。
実際に、日本テレビ系バラエティ番組の体力測定企画やスポーツ系バラエティ、さらには格闘技の道場で道着を身にまとった「完全な裸足状態」の映像を振り返れば、その疑念は霧散します。平坦な畳やフローリングの上で共演者と並んだ際にも、腰の位置や首の起点に不自然な沈み込みは一切見られません。足元で人為的な底上げ工作を行っているという見立ては、ハイブランドのモードなスタイリングを過剰に深読みした結果生まれた都市伝説に過ぎないのです。