ジャニーズ(現STARTO ENTERTAINMENT)のバラエティ番組において、ジュニア時代から出演していた番組はデビューに伴って後輩へ引き継ぐ、あるいはスケジュールの都合で自然消滅的に卒業することが通例でした。しかし、髙地優吾は2020年1月のCDデビュー以降も、スクール革命のレギュラーを継続しています。これほどまでに長期にわたり出演し続ける背景には、大きく分けて3つの要因が存在します。
第1に、彼が番組にとって「歴史の証人」であり、番組コンセプトそのものを体現するシンボルである点です。一般公募から番組専属のオーディションを経て誕生したレギュラーは、15年以上の番組史において髙地優吾ただ一人です。彼を番組から外すことは、番組初期に掲げた「視聴者とともに歩む教室」というアイデンティティの一部を手放すことと同義といえます。
第2に、MCの内村光良をはじめとする共演者との間に築かれた強固な「心理的安全性」です。内村は髙地を単なる後輩タレントではなく、10代の不器用な少年時代から見守ってきた愛弟子のように慈しんでいます。番組内で度々見られる「髙地、喋ったか?」「髙地、今のどう思う?」といった内村からの温かいパスは、番組全体の空気を和らげる潤滑油として機能しています。
第3に、トップアイドルでありながら「完璧すぎない愛されキャラ」を貫ける稀有なバランス感覚です。SixTONESのステージではワイルドで洗練されたパフォーマンスを見せる一方、日曜昼のスタジオではアンタッチャブル山崎弘也やオードリー春日俊彰からの無茶振りを一身に受け止め、照れ笑いを浮かべます。この「ギャップを厭わない姿勢」が、日曜昼のファミリー層に絶大な安心感を与えています。