離婚から長い年月が経過した現在、二人はそれぞれの領域で確固たる足跡を残し続けています。
「アジアの歌姫」として開花した藤田恵美のソロ活動
離婚という重荷から解放された藤田恵美は、ソロシンガーとして驚くべき国際的成功を収めました。洋楽の名曲をアコースティック調でカバーしたアルバムシリーズ『camomile(カモミール)』は、その驚異的な音質と「聴く者を眠りに誘うリラクゼーションボイス」が絶賛され、香港、台湾、シンガポールをはじめとするアジア全域でプラチナディスク・ゴールドディスクを獲得。「ナイチンゲールソング」「オーディオクイーン」と称される世界的アーティストへと成長を遂げました。
近年では、全国の小学校・幼稚園を巡って子供たちに思いやりの心を伝える「OMOIYARI音楽プロジェクト」を展開。名曲「ひだまりの詩」も自身のソロライブで封印することなく、過去の葛藤を乗り越えた慈愛に満ちた歌声で歌い継いでいます。
プロデューサー・教育者として地域に根ざす藤田隆二
一方、夫であった藤田隆二もまた、音楽への情熱を失うことはありませんでした。自身のギタリストとしての経験と音響理論を活かし、インディーズアーティストのプロデュースや劇伴音楽の制作、さらにはギター教室での後進育成など、裏方・指導者としてのポジションを確立。派手な表舞台からは一線を画しながらも、地域に根ざした音楽活動を継続しています。
かつて激しくぶつかり合った二人は、お互いを憎み合って別れたわけではありません。独立したプロフェッショナルとして、互いの現在の活躍を遠くから尊重し合っていることが、関係者の証言からも伝わってきます。