ネット上の情報商材や掲示板では、「自動入力ツールを使って短時間に数百件応募すれば必ず当たる」「家族の名前を借りて同一住所から10口送るべき」といった悪質なノウハウが散見されます。しかし、現代のWEBセキュリティと宣伝管理システムにおいて、こうした行為は自滅に直結する危険な誤解です。
第一の盲点は、IPアドレスおよび端末フィンガープリントによる重複排除システムの存在です。同一の通信環境から異なる氏名で短時間に何十回も応募した場合、多くの応募受付プラットフォームではスパム判定が下され、自動的に抽選母集団から弾かれます。知らぬ間に「ブラックリスト」へ登録され、以降そのプロバイダや端末からの応募が一切通らなくなる事態すら起こり得ます。
第二に、「同一住所・同一番号でのハガキ大量投函」の無意味さです。手作業で選考するハガキの場合、同一人物が筆跡を変えて何通も送っている様子は選考者の視認チェックですぐに露呈します。多くの応募規約には「お一人様1通まで。重複応募は無効」と明記されており、何十枚ものハガキ代(切手代)を無駄にするだけに終わります。
不自然な物量作戦に頼るのではなく、ルールに則り、1件1件の応募に魂を込めて説得力あるコメントを構築する方が、はるかに高い実質当選率を叩き出せます。