新世界編の幕開けにおいて読者に最大の衝撃を与えたのが、海軍元帥の座を巡るサカズキ(赤犬)とクザンの決闘でした。熱エネルギーの極限である「マグマグの実」と、冷気エネルギーの極限である「ヒエヒエの実」の激突は、属性の相性論において長年議論の的となっています。
公式の悪魔の実の上下関係設定において、マグマグの実はメラメラの実に対して明確な「上位互換」と明記されていますが、ヒエヒエの実に対しては絶対的な上下関係は定義されていません。科学的には高熱が氷を融解させる一方で、絶対零度の冷気はマグマの熱を奪って凝固させるため、純粋な出力勝負となる関係性です。
パンクハザードの気候を半分は燃え盛る火山、半分を極寒の氷原へと恒久的に変貌させた事実は、悪魔の実の能力が「覚醒」の域に達し、周囲の環境そのものへ永続的な干渉を与えた結果であると分析されています。