草冠の書き順は3画それとも4画?漢検の基準と美しい書き方をプロが解説

草冠の書き順は3画それとも4画?漢検の基準と美しい書き方をプロが解説

草冠の書き順は3画それとも4画?漢検の基準と美しい書き方をプロが解説とは一体何なのか? 背景や要点を簡潔に解説します。

結論から述べれば、現在の日本の学校教育や一般的な試験において正解とされる草冠の画数は「3画」である。1画目に長い横画(一)を引き、2画目に左側の縦画(丨)、3画目に右側の縦画(丨)を上から下に下ろす。この3画の組み立てが、現代における標準的な筆順だ。

公的な基準である常用漢字表に沿った学習指導では、この3画の書き方が徹底されている。公益財団法人 日本漢字能力検定協会が運営する情報サイト漢字ペディアにおいても、草冠を冠する漢字(「花」「草」「茶」「薬」など)の標準的な書き順は3画として掲載されている。したがって、漢字検定(漢検)の採点においても、3画の筆順に沿って書くことがもっとも確実に正解を得る道筋となる。

しかし、年配の世代や活字に親しんできた人々の中には、「4画で教わった」「縦画を先に書いてから横画をそれぞれ渡すように書く」と記憶している人も多い。かつて明朝体などの印刷フォントでは、草冠の中央が途切れて「++」のように4画に見えるデザインが頻繁に使われていたからだ。視覚的なデザインのイメージが、頭の中の筆順記憶と結びついていることが混乱の大きな要因といえる。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。