作画スタイルによって耳の情報量をコントロールすることも重要です。キャラクターの耳の描き方では、絵柄に合わないリアルすぎる描写が逆に浮いてしまうことがあります。
厚塗りやセミリアルなイラストを描く耳のリアルな描き方では、軟骨の段差に落ちる影や、光が透ける耳たぶの赤み(環境光・透過光)をしっかり塗り分けます。一方でアニメ調や耳イラストのデフォルメ表現では、外側のフチと内側の「Y字」の影だけをシンプルな数本の線で省略するのが鉄則です。情報量を削ぎ落としつつも、位置と傾きのルールさえ守られていれば、デフォルメされた耳でも十分な立体感と説得力を生み出せます。