スーパーの棚で並ぶ「イシイのおべんとクン ミートボール」の原材料表示を見ると、そのシンプルさに驚かされます。主原料は国産若鶏100%。そこに国産玉ねぎ、パン粉、砂糖、しょうゆ、トマトペースト、醸造酢、食塩、香辛料などが加わるだけで、見慣れない化学物質の名称は一切記載されていません。
特筆すべきは、卵・乳成分不使用というアレルギー配慮の設計です。食物アレルギーを持つ子どもを育てる家庭にとって、市販の肉加工品に卵白やつなぎの乳成分が入っていないことは極めて重要な選定基準になります。学校給食や遠足のお弁当において、アレルギーの有無を問わず同じメニューを笑顔で囲める安心感を提供している点は見逃せません。
また、同社の二大巨頭である「石井食品 チキンハンバーグ」との違いについてもよく議論されます。チキンハンバーグは1970年発売で、ふっくらとした厚みと濃厚な特製デミグラス風ソースが特徴であり、夕食の主菜としての満足感を重視した設計です。一方のミートボールは、冷めた状態でも舌触りがなめらかで酸味と甘みのバランスが崩れないよう、トマトペーストと醸造酢の配合比率がお弁当専用に極限までチューニングされています。
石井食品ミートボールのカロリーと栄養成分を見ると、タンパク質は約8.0g、脂質は約5.5g前後と極めてヘルシーです。牛豚の合挽肉を用いた洋食店の肉団子と比べて脂っこさがなく、胃もたれしにくい設計が施されています。