公式SNSの投稿や音楽番組のリハーサル風景、さらにはミュージックビデオのワンシーンに至るまで、熱心なファンの間で繰り返されるのが「あのアイウェアはどこのブランドなのか」という綿密な特定作業です。関係各所へのリサーチと公表されたビジュアルを照合すると、彼が信頼を寄せるアイウェアブランドには明確な文脈が存在します。
筆頭に挙げられるのがルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)です。メンズ・クリエイティブ・ディレクターのファレル・ウィリアムスが手がけたコレクション以降、平野紫耀は同メゾンのアイウェアを象徴的に着用してきました。とりわけ話題をさらったのが、彫刻的な厚みを持つアセテートフレームが特徴的な「LVスーパービジョン」シリーズです。未来的なゴーグルシルエットと精緻なレンズカッティングが融合したこのモデルは、国内直営店価格で約12万円〜16万円前後というラグジュアリープライスながら、着用露出直後に世界中で問い合わせが殺到しました。
一方、より日常に近いシチュエーションやプライベートの私服シーンで絶大な支持を得ているのがトムフォード(TOM FORD)です。平野紫耀がプライベートや移動時に好んで着用するクラシカルな黒縁メガネおよびサングラスは、アイウェア界の最高峰とされる同ブランドのアイコニックモデル「TF5178-F」や「TF0237(Snowdon)」などが特定されています。肉厚なアセテート生地に輝くゴールドの「Tアイコン」が、シャープなフェイスラインを上品に引き締めます。市場価格は約5万5000円〜7万2000円台で推移しており、大人の落ち着きと色気を演出する必須ピースとして機能しています。
さらに、カジュアルな外出や音楽フェス、ストリート感の強いスタイリングで見逃せないのがレイバン(Ray-Ban)の存在です。王道モデル「ウェイファーラー(Wayfarer RB2140F)」や「クラブマスター」を長年にわたり愛用しており、こちらは2万円台半ば〜3万円台という比較的手の届きやすい価格帯も手伝って、ファンが最初のお揃いアイテムとして選ぶ定番となっています。ハイブランドの攻めたデザインと、歴史あるアイウェアブランドの実用的な銘品を柔軟に行き来するセレクトこそ、彼の審美眼の真骨頂です。