長尺動画や4K素材を扱う際、書き出し時間が何時間もかかってしまうと作業効率が著しく低下します。レンダリング時間を劇的に短縮する有効な手段が「レンダーキャッシュの活用」です。
あらかじめ編集段階で「再生」メニューからレンダーキャッシュを有効化(スマートまたはユーザー)しておき、デリバー設定の「詳細設定」にある「レンダーキャッシュされた画像を使用」にチェックを入れます。これにより、すでにバックグラウンドで計算済みのデータをそのまま流用して書き出すため、4Kのレンダリング時間を従来の半分以下に短縮可能です。
また、書き出した完成動画で声と口の動きが合わなくなる「音ズレ」に悩まされる場合、タイムラインと音声素材のサンプリングレートの不一致が疑われます。動画業界の標準である「48kHz(24bit)」でプロジェクトおよび書き出し設定を統一し、ソース素材に44.1kHz(音楽CD規格など)が混在している場合は、読み込み時に統一フォーマットへ変換しておくことで音ズレを根絶できます。