主人公・新城薫役を射止めたのは、近年ドラマや舞台で圧倒的な存在感を放つ若手実力派の白石蓮だ。静けさの中に激しい情熱を秘めた複雑なキャラクターを演じるため、白石はクランクインの3ヶ月前から過酷な役作りに没頭した。体重を7キロ絞り込み、役柄の持つ孤独感と研ぎ澄まされた感性を身体ごと体現してみせたという。
撮影関係者は明かす。「彼の集中力は恐ろしいほどだった。カメラが回っていない時間でも、完全に役の空気を纏っていた。監督も『彼以外に薫はあり得なかった』と絶賛している」。名実ともに次世代のトップを走る彼が、どのような熱量でスクリーンに爪痕を残すのか、早くも期待が膨らむ。