N-Wgnはフルフラットになる?車中泊の段差解消と実用性をプロが検証

N-Wgnはフルフラットになる?車中泊の段差解消と実用性をプロが検証

N-Wgnはフルフラットになる?車中泊の段差解消と実用性をプロが検証の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点で紐解きます。

コストを抑えつつ、日常の利便性を損なわずに「快適な寝床」を作るための現実的な最適解は、「2段ラックボードの活用」と「8cm厚以上のインフレーターマット」の二重構造です。

1. 2段ラックボードを「上段モード」にセットする

N-WGNの荷室には、標準装備(または純正OP)として秀逸な「備え付け2段ラックボード」が用意されています。このボードを上段にセットすると、リアシートの背もたれを倒した面と高さがほぼ一致します。この構造を知らずに荷室の最下段から段差を埋めようとすると、大量のクッションが必要になり車内が圧迫されます。まずボードを上段にして「フラットな荷室の基準線」を作ることが鉄則です。

2. 前席と後席の足元空間(隙間)を埋める

身長170cm前後の大人が足を伸ばすには、前席を前にスライドさせて生まれた後席足元の「深い谷間」を埋める必要があります。ここには、ホームセンターで手に入る小型の折りたたみコンテナ(RVボックス)や、専用の「隙間埋めクッション」を配置します。ボックス内に車中泊ギアや着替えを収納しておけば、空間を無駄にせず一石二鳥の足場が完成します。

3. 厚さ8cm〜10cmの車中泊マットを敷く

段差埋めを行った上に敷くマットは、キャンプ用の薄い銀マット(厚さ1〜2cm)では不十分です。体重がかかった瞬間に下地の凹凸が浮き彫りになり、翌朝の激しい腰痛を引き起こします。自動膨張式の「厚さ8cm以上のインフレーターマット」を選んでください。ウレタンフォームの反発力がシートの細かな段差を完全に吸収し、まるで自宅の敷布団に寝ているかのようなフラットな感覚を実現します。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。