東京ディズニーランドや東京ディズニーシーの現場で2匹と触れ合うと、アニメーションの設定がいかに徹底してアクターたちに継承されているかを体感できます。キャラクターグリーティングにおける振る舞いは、まさに性格の違いそのものです。
チップはゲストに対して非常に礼儀正しく、紳士的なエスコートを見せます。カメラを向ければビシッと格好いいポーズを一発で決め、連れのゲスト全員に満遍なく目配りをするプロフェッショナルな対応が目立ちます。一方のデールは、突然地面に座り込んでどんぐりを探すふりをしたり、キャストにちょっかいを出してチップに怒られたりと、自由奔放なアドリブで周囲の笑いを誘います。
パレードルートでの観察データにおいても興味深い傾向が見られます。フロートの上でチップがリズムに合わせて忠実にダンスを披露している隣で、デールはゲストの持っているぬいぐるみやカチューシャに気を取られて踊りを忘れ、チップから小突かれるという光景が日常茶飯事となっています。ファンからは「塩対応と神対応という次元ではなく、2匹の生態がそのまま現実世界に現出している」と絶大な支持を集めています。