USJが具現化した巨人の世界は、開催年を重ねるごとにテクノロジーを進化させ、ゲストの没入度を極限まで高めていきました。その歩みは日本のテーマパークにおけるXR(Extended Reality)技術の発展史そのものと言っても過言ではありません。
2015年の初開催時、パークの屋外エリアに突如現れた15メートル級の「エレン巨人」と14メートル級の「女型の巨人」の等身大立像は、国内外のメディアでトップニュースとして報じられました。その後、シアター型アトラクション進撃の巨人・ザ・リアル 4Dへと進化を遂げ、立体座席の激しい振動、顔をかすめる爆風、飛び散る巨人の体液(水しぶき)といった特殊効果を駆使して、調査兵団の一員として壁外調査へ赴く恐怖をリアルに体験させました。
そして集大成となったのが、スペース・ファンタジー・ザ・ライドの設備を大胆に活用したUSJ進撃の巨人 XRライドです。360度見渡す限りの絶望的な壁内世界が広がるVRゴーグルを装着し、急加速・急旋回を繰り返すコースターと映像が1ミリ秒のズレもなく完全シンクロ。眼前に迫る巨人たちの圧倒的な巨体と、リヴァイやミカサが縦横無尽にワイヤーを射出して空中を駆け抜けるスピード感を全身で浴びる体験は、ライド型VRアトラクションの最高傑作として語り継がれています。