セミファイナルで繰り広げられたフルラウンドの死闘は、判定が30-27、28-29、29-28という2-1の割れる結果となった。アグレッシブネス(積極性)を評価したジャッジと、テイクダウン後のコントロール時間を重く見たジャッジとの間で明確な基準の差異が生じた格好だ。
特に第3ラウンド残り1分で見せたグラウンドでの一進一退の攻防が、決定的なポイントとなったことは間違いない。敗れた陣営からは判定に対する戸惑いの声も漏れたが、ダメージの蓄積とリングジェネラルシップの総合的な観点から、僅差の勝利を掴み取った勝者の執念が紙一重で上回った形と言える。