「肌を塗るとどうしても画面全体がくすんでしまう」「透明感が出ずに濁った泥のような印象になる」――多くの絵師を悩ませるこの問題は、明確なカラー数値と配合比率を把握することで一発で解決する。
ベースとなる肌色のRGB標準値は、明るい Caucasian/Anime 系の標準肌で【R:255, G:224, B:205】(HEX: #FFE0CD)。ここに影をのせる際、単に黒やグレーを混ぜるのは絶対NGだ。影色にはベースカラーの彩度をわずかに上げ、色相環を赤〜紫側に寄せる調整が欠かせない。
プロが密かに使う影の混色比率黄金ルールは以下の通りだ。
・1影(ベースの立体感):ベース色 70% + 赤みがかったオレンジ 20% + 薄いピンク 10%
・2影(落ち影・深み):1影の色 60% + くすんだバイオレット 30% + シアン寄りのブルー 10%
さらに「隠し味の色」として、光と影の境目(ターミネーターライン)に彩度の高い朱色やマゼンタを数ピクセル塗布する。この皮下散乱(サブサーフェス・スキャッタリング)の効果により、光が皮膚を透けて血色が透けて見える劇的な透明感が生まれる。