昨今の文房具・オフィス用品業界では、コスト削減を背景としたサードパーティ製の互換テープカートリッジの流通が急増している。AmazonなどのECサイトでは、純正品の半額以下で手に入るサードパーティ製PROテープカートリッジが多数販売されており、導入を検討する企業も多い。しかし、安価な製品の中にはケースの成形精度が低く、最初からギアの噛み合わせが狂っているものも散見される。
宮本彰社長が率いる株式会社キングジムは、純正カートリッジにおける高い印刷品質と信頼性を保つため、精密な品質管理を徹底している。互換品を使用して内部でテープが詰まり、結果的に高価なラベルライター本体側のサーマルヘッドを傷つけてしまっては元も子もない。頻繁に分解修理が必要になるような粗悪品を避け、長期的なランニングコストと安定動作を天秤にかけた賢い選択が求められている。