プロ入りから年月が経ち、ベテランの域に達した現在もそのタフネスは衰えを知らない。迎えた2026年セントラル・リーグ公式戦でも、広島東洋カープの先発ローテーションを牽引し、涼しい顔で100球を超えて腕を振り続ける。中6日の登板間隔が当たり前となった現代において、完投をも視野に入れる彼のスタミナは驚異的だ。
年齢を重ねるにつれ、投球の幅はさらに深みを増している。カットボール、チェンジアップ、ツーシームを巧みに操り、相手打線の狙いをことごとく外す。若い頃の荒削りな闘争心に円熟味が加わり、ピンチになればなるほど研ぎ澄まされる集中力。赤ヘルファンが彼に寄せる信頼は、単なる勝ち星の数だけでは測れない重みがある。