世界的な生物医学文献データベースであるPubMedを検索すると、無症状者の免疫プロファイルに関する論文が近年急増していることがわかる。粘膜表面におけるIgA抗体の分泌量や、気道上皮細胞のバリア機能の強さが、花粉の侵入を初期段階でシャットアウトしているという論文が世界各地の研究機関から発表されている。
こうした最先端の知見は、医療関係者だけでなく一般層にも関心を集めている。NHKオンデマンドで配信中のドキュメンタリー特集などでも、最新の科学的検証をもとに「花粉を通さない粘膜バリア」を持つ人々の生活習慣や体内環境が紹介され、大きな反響を呼んだ。