世界中の視線が集まる国際映画祭のレッドカーペット。そこで起きた大波乱は、記憶に新しい。シースルーのドレスを纏い、アンダーウェアを着用せずに登壇した女優フローレンス・ピューの姿は、世界中のSNSで激しい議論を巻き起こした。体型に対する批評や過剰な視線に対し、彼女は「自分の体に怯える必要など何一つない」と堂々と反論。この事件は、単なる露出ファッションの域を超え、女性が自身の身体の主導権を取り戻す象徴的な出来事となった。
一方、スーパーモデルのケンダル・ジェンナーもまた、透け感のあるトップスを日常着としてサラリと着こなすスタイルを確立。伝統あるファッション誌『ヴォーグ』の誌面やスナップでも、構築的なブラジャーストレッチを排したシルエットが度々フィーチャーされている。ファッション業界とエンターテインメント業界の双方で、これまでの美の規範を壊す動きが同時に加速したことが、この潮流の最大の原動力だ。