ヒレとロースの決定的な違い!プロが明かす失敗しない肉の選び方

ヒレとロースの決定的な違い!プロが明かす失敗しない肉の選び方

ヒレとロースの決定的な違い!プロが明かす失敗しない肉の選び方の基本情報から最新動向までを徹底的にカバーしました。

外食で最も迷う二大巨頭といえば、ステーキととんかつだろう。どちらを選ぶべきかは、その日の体調や食べる時間帯、そして何を飲みたいかによって論理的に決まる。

ステーキハウスに足を運んだ際、ワインとともに肉のガツンとしたパンチを堪能したいならロース(サーロイン)一択だ。強火で焼き上げられた表面の香ばしさと、溶け出す脂のジューシーさが重厚な赤ワインのタンニンを包み込む。一方で、コース料理の終盤や胃腸に負担をかけたくないディナー、あるいは繊細なピノ・ノワールを合わせるならヒレ肉が最高のパートナーになる。

とんかつの場合は、衣という油の層が加わるため、力学が少し変化する。食べログで高得点を叩き出す銘店のとんかつを観察すると、ロースカツは豚肉の脂身が持つナッツのような甘みをラードの香りで増幅させる設計になっている。白米を豪快にかき込みたいランチタイムには、ロースのパンチ力が勝る。反対に、豚ヒレ肉を使ったヒレカツは、油切れの良さとシルキーな歯触りが魅力だ。ソースではなく岩塩やレモンでさっぱりと楽しみたいときや、軽快なビールのアテとしてつまむなら、ヒレカツの右に出るものはない。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。