昨今とはいつからいつまで?最近との違いや目上への使い方を徹底解説

昨今とはいつからいつまで?最近との違いや目上への使い方を徹底解説

昨今とはいつからいつまで?最近との違いや目上への使い方を徹底解説に関する知りたいポイントを徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。

まず押さえておきたいのが、昨今の読み方と原義です。読みは「さっこん」であり、文字通り「昨日(さく)」と「今日(こん)」が組み合わさった漢語です。原義は「きのうきょう」というごく短いスパンを意味していましたが、時代とともに変遷し、辞書的な昨今の意味は「近い過去から現在に至るまでの間」「近頃」「このごろ」を指す言葉として定着しました。

ビジネスパーソンが最も頭を悩ませるのが、「昨今はいつからいつまでを指すのか」という時間感覚の境界線です。独立行政法人の公文書基準や主要辞書の用例を紐解くと、法的に「〇日前から〇日前まで」という厳密な数字が規定されているわけではありません。しかし、実際の文章表現における射程には明確な相場観が存在します。

具体的には、数日前や1週間程度といった直近の事象に対しては短すぎ、逆に10年や20年といった長期的なスパンに対しては長すぎると捉えられます。実務現場での標準的な認識は「数ヶ月前から2〜3年程度前」から「現在」までです。重要なのは、単なる過去の一時点ではなく、過去から現在に至るまで影響やトレンドが地続きで続いている「現在進行形の状況」を指している点です。昨日起きた突発的な事件に対して「昨今の事件」と述べるのは不自然であり、一定の社会的定着や継続的な傾向が観察される事象に対して用いられます。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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