旅行者やビジネスパーソンからの支持率、地元での定着度、専門メディアの評価を総合的に集計した2026年最新の名古屋めし定番ランキングと、絶対に外せない名店を紹介します。
1位:ひつまぶし|贅沢な鰻の3変化を楽しむ最高峰グルメ
細かく刻んだ鰻の蒲焼をおひつのご飯に載せ、1膳目はそのまま、2膳目は薬味(ねぎ・わさび・刻み海苔)を添えて、3膳目はお出汁をかけてお茶漬けとしていただく伝統料理。明治6年創業の「あつた蓬莱軒」が登録商標を持つ発祥の店として名高く、備長炭で香ばしく焼き上げた鰻と創業以来継ぎ足された秘伝のタレは圧巻の完成度を誇ります。近年は「うな富士」などの新進気鋭店も高い支持を集めています。
2位:味噌カツ|濃厚甘辛ダレがサクサク衣に染み渡る逸品
揚げたての豚カツに、豆味噌ベースに鰹出汁や砂糖、みりんを加えた特製味噌ダレをたっぷりかけた名古屋の代名詞。昭和22年創業の「矢場とん」は、南九州産の上質な豚肉とサラリとしたタレの絶妙なバランスで全国的な知名度を誇ります。より濃厚でドロリとした伝統的なタレを好むファンには、伏見の老舗や地元密着の洋食店も評判です。
3位:手羽先唐揚げ|スパイシーなタレと胡椒がクセになる元祖の味
鶏の手羽先を素揚げし、甘辛いタレと特製スパイス、白ごまを振って仕上げるおつまみの王道。手羽先唐揚げの歴史は、昭和38年に「風来坊」の創業者・大坪健冷氏が、当時スープの出汁取り用として安価に扱われていた手羽先に着目し、唐揚げにしてタレをつけたことが発祥です。スパイシーで刺激的な辛さを求めるなら「世界の山ちゃん」、上品な甘辛さと胡椒の調和を楽しむなら風来坊と、好みに応じて選べます。
4位:味噌煮込みうどん|硬めの生麺と赤味噌出汁の極上アンサンブル
塩を使わずに小麦粉と水だけで打ったコシの強い生麺を、八丁味噌ベースの濃厚な出汁で土鍋ごとグツグツと煮込む郷土料理。芯が残っているかのような独特の歯ごたえが特徴です。大正14年創業の「山本屋総本店」や、漬物食べ放題とおもてなしで知られる「山本屋本店」が二大老舗として君臨しています。土鍋の蓋を取り皿代わりにして冷ましながら食べるのが現地の流儀です。
5位:台湾ラーメン|激辛ミンチとニンニクが織りなすスタミナ麺
炒めた豚挽肉、ニラ、モヤシに大量の唐辛子とニンニクを加え、醤油ベースのスープに合わせた激辛ラーメン。発祥の店である今池の中華料理店「味仙(みせん)」の創業者・郭明優氏が、故郷・台湾の「担仔麺(タンツーめん)」をベースに、名古屋人の味覚に合うよう辛くアレンジして賄いとして出したのが元祖の理由です。辛さ控えめの「アメリカン」や激辛の「イタリアン」など独自の注文スタイルも親しまれています。
6位:小倉トースト|厚切りバタートーストと餡子の甘美な融合
厚切りのトーストにバターやマーガリンを塗り、その上に小倉あんをトッピングした名古屋モーニングの主役。大正時代、栄にあった喫茶店「満つ葉」で、学生がバタートーストをぜんざいに浸して食べていた光景から考案されました。老舗喫茶「珈琲処カラス」や「喫茶まつば」などで、上質な自家製あんと淹れたて珈琲の至福のペアリングが楽しめます。
7位:あんかけスパゲッティ|極太麺に絡むスパイシーなとろみソース
茹で置きした2.2mm前後の極太スパゲッティをラードで炒め、牛や豚の肉汁、トマト、玉ねぎ、胡椒をじっくり煮込んだ粘度の高いスパイシーなソースをかけた個性派パスタ。昭和30年代に「スパゲッティ・ハウス ヨコイ」の創業者らが考案しました。ウインナーや野菜が載った「ミラカン」が定番メニューです。
8位:きしめん|滑らかな喉ごしと幅広麺が際立つ名古屋の伝統
平たい形状が特徴のうどんで、ツルツルとした喉ごしと出汁の絡みの良さが魅力。江戸時代以前から親しまれている歴史ある郷土料理です。JR名古屋駅の新幹線・在来線ホームにある立ち食い処「名代 住よし」は、注文ごとに揚げるサクサクの海老天と香り高い鰹出汁が絶品で、全国の鉄道ファンや出張族から絶賛されています。
9位:エビフライサンド|プリプリの海老と特製タルタルの贅沢サンド
名古屋の老舗喫茶チェーン「コンパル」が生んだ傑作サンドイッチ。トーストしたパンに、揚げたてのエビフライ3本、ふんわりオムレツ、千切りキャベツを挟み、特製カツソースとタルタルソースで仕上げています。ボリュームと味の完成度の高さから、著名人の楽屋見舞い定番品としても知られています。
10位:名古屋コーチン料理|締まった肉質と深いコクを誇る地鶏の最高峰
日本三大地鶏の一つである名古屋コーチンは、弾力のある歯ごたえと噛むほどに溢れるジューシーな旨味が特徴。親子丼、引き摺り(すき焼き)、手羽先、焼き鳥など多彩な調理法で提供されます。名駅や栄に店舗を構える「鳥開総本家」や「一鳳」で本物の地鶏の旨味を堪能できます。