紫陽花の剪定で来年咲かない悲劇を防ぐ!正しい時期と切る場所の鉄則

紫陽花の剪定で来年咲かない悲劇を防ぐ!正しい時期と切る場所の鉄則

紫陽花の剪定で来年咲かない悲劇を防ぐ!正しい時期と切る場所の鉄則に関する深掘り記事をまとめてご紹介します。関心のある方は必見です。

剪定の失敗で特に警戒すべきなのが、「品種による性質の違い」を見落とすことです。手入れの仕方は大きく分けて、古くから日本にあるガクアジサイや西洋アジサイ(旧枝咲き)と、近年爆発的な人気を誇るアメリカノリノキ「アナベル」(新枝咲き)で根本的に異なります。

品種・分類適正剪定時期切る位置・剪定の強さ失敗リスク・管理の難易度西洋アジサイ(ハイドランジア)6月下旬〜7月下旬(遅くとも8月上旬)花から2節目の上。弱〜中剪定が基本。高(秋の剪定や深切りで翌年全滅の危険大)ガクアジサイ(日本固有種)6月下旬〜7月中旬花から2〜3節目の上。古枝の間引きを併用。中(基本を守れば堅調だが放置すると木質化)アナベル(アメリカノリノキ)11月〜翌年3月上旬(冬の休眠期)地際から2〜3節目、または地際数cmの強剪定。極めて低(春に伸びる新枝に咲くため失敗がほぼない)鉢植えアジサイ(ギフト用等)花後すぐ(6月中)全体の草丈の半分程度まで切り戻し+植え替え。中〜高(根詰まりと水切れの複合要因で枯死しやすい)

アナベル剪定方法が一般品種と決定的に異なる理由は、「新枝咲き」という特性にあります。春以降に地面から新しく伸びてきた枝の先端に花芽をつけるため、冬の間にどこまで深く切り詰めても、初夏になれば確実に巨大な花を咲かせます。秋の風情あるドライフラワー状態を冬まで長く鑑賞できる点も、アナベルならではの特権です。

これに対し、一般の西洋アジサイやガクアジサイを「アナベルと同じ感覚」で冬にバッサリ切ってしまうと、形成されていた花芽をすべて捨てることになります。品種のラベルや花の特徴を必ず確認してからハサミを入れる必要があります。

中島 亮太
著者

中島 亮太

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。