城北高等学校の校風を語るうえで外せないのが「自主性の尊重」だ。ネット上では「校則が緩い」「自由な雰囲気」という評判が目立つ一方、在校生や卒業生へのヒアリングでは「放任とは違う」「やるべきことは明確に求められる」という声も聞かれた。
ある卒業生はこう証言する。
「自由というより、自分で考えて動かないと置いていかれる学校。先生は手取り足取り教えるというより、動き出した生徒を後押しするスタンスでした」
この「自主性を重んじる」文化は、単なる放任ではなく、大学進学後や社会人になってからの自己管理能力を養う狙いがある。実際に卒業生からは「大学のゼミや就活で、自分から動くことに抵抗がなかった」という声が複数寄せられた。
一方で、この校風が合わない生徒も一定数いる。中学校からそのまま進学してきた内部生と、高校から入学した外部生との間で、交友関係や学習ペースにギャップを感じるケースが報告されている。とりわけ高校入試組は「最初の半年でどれだけ馴染めるかが勝負」と語る教員もいた。