現代の北海道において、べこ餅は日常的なおやつとしても、土産菓子としても高い完成度を誇っています。特に全国的な知名度を持つ2大菓子メーカーのべこ餅は、それぞれ職人のこだわりが際立ちます。
帯広市に本社を置く「六花亭」のべこ餅は、北海道産の上新粉と国産黒糖を贅沢に使用し、極めてなめらかで上品な弾力に仕上げられています。甘さが控えめで黒糖の豊かな香味が際立ち、春先の季節限定商品として販売される時期には道内外から注文が殺到します。
一方、同じく十勝発祥の「柳月」が手掛けるべこ餅は、歯ごたえとモチモチ感のバランスが絶妙で、親しみやすい昔ながらの味わいを守り続けています。スーパーやコンビニ等で見かける大衆的なべこ餅に比べ、老舗メーカーの品は素材本来の米の旨みが強く感じられるのが特徴です。
気になるカロリーは1個(約60g〜80g)あたり約140kcal〜200kcal程度。餡が入っていない分、脂質はほぼゼロでヘルシーですが、炭水化物主体のため腹持ちが良いお菓子です。賞味期限は保存料を使用しない生菓子タイプで「常温で2〜3日」、真空パックされたお土産仕様のもので「10日〜2週間前後」が標準となっています。
北海道外からべこ餅を入手したい場合、東京・有楽町にある「北海道どさんこプラザ」などのアンテナショップで春季を中心に店頭販売されるほか、各メーカーの公式オンラインショップや大手通販モール(楽天市場、Yahoo!ショッピング等)でお取り寄せが可能です。