初代たまごっち(1996年11月発売)のキャラクター体系において、ますくっちは「あまり手の届いていない育成環境」から生まれる成体として定義されています。ベビっちからまるっちを経て、思春期にあたる「たまっち」へと成長した段階で、どのようなケアを施したかによって進化先が決定します。
当時のたまごっちキャラクター図鑑や公式攻略本によると、まめっちやぎんじろっちのような「優良種」とは異なり、適度な放置やしつけの低さがトリガーとなる設計です。画面内を飄々と歩き回るますくっちのドット絵は、黒い頭巾にスリット状の覗き穴が開いたような独特の造形で、一度見たら忘れられない強烈なインパクトを残します。
一般的なますくっちの寿命は約12〜15日。お世話を怠れば10日前後で昇天(お墓・おばけ演出)してしまいますが、後述する特殊な育成手順を踏むことで、たまごっち史上最大のサプライズである「おやじっち」への道が開かれます。