施設を語る上で欠かせないのが、1935(昭和10)年に建築されたホテル内唯一の現存木造建築であり、東京都指定有形文化財に登録されている「百段階段」です。
ホテル雅叙園東京の百段階段の見どころは、樹齢数百年を超える銘木を贅沢に使った99段の階段廊下と、それによって結ばれた7つの個性豊かな宴会場にあります。「十畝(じっぽ)の間」「漁樵(ぎょしょう)の間」「頂上の間」など、各室の天井や欄間には当時の日本画家や彫刻家たちが腕を競い合った圧巻の意匠が施されています。なかでも純金箔と立体彫刻で埋め尽くされた「漁樵の間」の精緻さは、訪れる者を圧倒します。
2026年の最新イベント詳細としては、日本の伝統工芸と最新のデジタルアート・照明技術を融合させた「和のあかり×百段階段 2026」や、季節の花々と伝統文様をテーマにした特別企画展が年間を通じて開催されています。宿泊客は一般開館前の静寂に包まれた時間帯に優先見学できる特典が用意されるケースもあり、混雑を避けて歴史的空間を独占できるプライベート感は極上の贅沢といえます。